田中稔「NO GUITAR, NO LIFE.」〜 楽しく学べるギター雑学 〜 Vol.4 「アコースティック・ギターの種類 〜 弦の数編」

 前回はボディ・デザインから見たギターの種類を紹介しましたが、今回は弦の数から見たギターの種類を見ていきましょう。

 ギターの弦は一般的に6本ですが、そうではないギターもあります。その中で最もよく知られているのが「12弦ギター」でしょう。
12弦ギターはユニゾンの高音弦(1〜2コース)とオクターブの低音弦(3〜6コース)による6コースの複弦で構成されています。
各コースのピッチがわずかにズレることで12弦ギター特有のコーラス効果が生まれ、美しい広がりと厚みのあるサウンドが作られます。
12弦ギターのチューニングは6弦ギターと同じなので、同じように演奏できるのが大きなメリットでもあります。

 12弦ギターは60年代から多くのギタリストによって効果的に使用されてきましたが、最初に12弦ギターを製作したメーカーはよく分かっていません。
ギターの名門マーティンでは・・・

続きは本編にて!

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