『Immersive California Collective 〜イマーシブなカリフォルニアの断片集〜』 vol.008 「夢のスーパー・グループ 観客3000人を超えるハロウィン・ナイト」 Takafumi Iimura

ロサンゼルスからほんの10キロほど離れた場所にあるサウス・パサデナ市。シティー・オブ・ツリー “木々の街” と呼ばれ、大都市の喧騒から一歩離れた通りには緑豊かな木が生い茂り、趣のあるビクトリア調の家や建築家がデザインした建物が軒を連ねている。この街はヴァン・ヘイレン兄弟やデビッド・リー・ロスの故郷でもあるパサデナ市内からちょっと南へ下ったまるで絵に描いたような可愛らしいエリアで、古き良き時代の雰囲気を色濃く残したアメリカで最も住みたい街のひとつとして人々に愛されている。

ハリウッドにも近いためそのチャーミングな街並みから映画のロケ地として様々な場所で撮影が行われている。ところで読者の方々は、ハリウッド・ホラー映画の『ハロウィン』を観たことがあるだろうか?この映画はまさにこのサウス・パサデナが舞台となっており、1978年に初公開されたあと余りにも人気を博したため続編に次ぐ続編でこれまでに合計13作がシリーズ化されている。2022年の第13作目『ハロウィン THE END』で完結編となり不吉な番号13で終わらせてはいるが、40年以上も続いたシリーズがこれで閉幕かと思うと寂しくもあり、まだ続きがあるかも?という期待感を抱くファンも大勢いるだろう。

そしてなんと、この映画シリーズの主人公である殺人鬼『ブギーマン』こと元祖 “マイケル・マイヤーズ” の家がこのサウス・パサデナにまだ存在していた!

続きは本編にて!

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