GOING UNDER GROUND /インタビュー 前編

GOING UNDER GROUNDというバンドに出会ったのはメジャーデビューを果たした2001年のことだったと思う。
当時FM栃木で番組を担当していたラジオパーソナリティ駆け出しのわたしの番組によく遊びに来てくれたのが彼ら。
埼玉県桶川市出身だから栃木にも近いというシンパシーもあったと思うのだが、ラジオ局としても彼らをとても応援していたと思う。

栃木での番組が終わりしばらく彼らともご無沙汰をしてしまった時間が続くが、文化放送で番組を担当した時に久しぶりに彼らをゲストとして迎えることが出来た。
それが2018年のことで、14枚目のアルバム『FILMS』をリリースした時だった。
自分の中では、音楽にまつわるキャリアをスタートした時に彼らがデビューをしたこともあり勝手に同期感のようなものも感じていた中で久しぶりに会うことが出来、東京のラジオ局からあの当時の彼らの最新作を紹介したことがあった。
うまく表現できないのだが、東京でのラジオを通して彼らの音楽を紹介できたその時。
恩返しができたかな、自分の役割は果たせたかな、という清々しい気持ちがあったことをすごく覚えている。

紆余曲折あり今もこうして音楽にまつわる仕事を端くれでも続けていられる中で、端くれであろうとも仕事をしていて良かった…と心から思えたのが今回のインタビューだった。ここまでじっくりとゴーイングと話すのはいつぶりだろうか、じっくり話すという意味ではもしかすると今回が初めてかもしれない。会っていない間にもバンドとしての歴史はどんどん塗り重ねられ、まったくわたしが知らなかったことをいくつも乗り越えてきていた。

そのおかげでなのだろうか、今の彼らはライブバンドとしても、人間そのものも本当に最高なのだ。そんな彼らが今回、久しぶりに全国ツアーに出る。
彼らと同世代であったり上の世代だとライブハウスから離れてしまって久しい方もおられると思うが、9月7日(日)からスタートした「27th ANNIVERSARY TOUR OReTABI 2025~ALLTIME BEST」をぜひ見てもらいたい。
かつてゴーイングの音楽がそばにあったな…という、わたしのようなあなたも。ゴーイングの音楽
は、今が最高に鳴り響いてるから!

続きは本編をご覧ください!

インタビュー・文:高橋ちえ

この続きを見るには
続き: 3,328 文字

サブスクリプション

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA