『Immersive California Collective 〜イマーシブなカリフォルニアの断片集〜』 vol.010 「デヴィット・リンチの遺品オークションに導かれた“夢の入口” Vol.2」 Takafumi Iimura

6月18日、ロサンゼルスにてデヴィッド・リンチのエステート・オークション(個人の遺品を扱うオークション)が開催され、彼の制作活動においてかなりの比重を占めていたサウンド・メイキングに使用される楽器、機材等、更には彼の多種多様な嗜好品がオークションに掛けられた。
リンチはそれらのツールを用いて、彼の音、もとい世界観をどのように表現しようとしたのか。
またその実験的手法について筆者なりに思いを巡らせることで、何らかのインスピレーションを得られるような気がした。
そんな想いから、この「後編」でも引き続きその楽器類が使われたプロジェクトとオークションの落札価格を交えご紹介します。

また主催者であるジュリアンズ・オークション会場にも足を運んでみましたので、本文末尾でそちらの見学模様をご覧ください。

FERNANDES Gravity APB-8
写真提供:JULIENʼS AUCTIONS
オークション開始価格:$150
落札価格:$39,000

この8弦ベースの製造数はかなり少なく・・・

続きは本編にて!

『Immersive California Collective』
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