Immersive California Collective 〜イマーシブなカリフォルニアの断片集〜 Vol.004「クラプトンの影」マリブで見つかったブロンドの「Music Man 112RD-100」前編

カリフォルニアを中心に、
日本とは一味違う音楽や楽器事情、
さらには日本では余り知られていない
ちょっとマニアックなアメリカ文化を綴る
飯村学史(いいむら たかふみ)のコラム。

4回目となる今回は、「神」が使ったとされる
ギターアンプにまつわるお話をお届けします。

マリブの太陽が水平線に沈みかけたある夕暮れ、
仕事を終えた一人の男が
古びた中古品店の軋むドアを押し開けた。
扉に付けられたベルの乾いた音がカランと鳴り、
店の奥にあった夕焼けに反射する
ブロンドのアンプが静かに彼を迎え入れた。
しかしガラス越しの店長は無関心に振り向きもせず、
奥の部屋で椅子にもたれ雑誌を読み耽っていた。

続きは本編にて!

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続き: 3,760 文字

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