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田中稔「NO GUITAR, NO LIFE.」〜 楽しく学べるギター雑学 〜 Vol.7「 アコースティック・ギターの種類 」〜 特殊なギター その1〜 スティール・ギター
楽器専門誌『Player』元編集長、『バディットマガジン』名誉編集長・田中稔が贈る、読みやすくてタメになるギター雑学コラム。
今回はVol.7をお届け。
ギターは、長い歴史の中で様々なバリエーションが誕生し、時代ごとに新たなスタイルの製品が生まれてきました。
新しい音楽シーンや独自な演奏スタイルに対応するために考案されたギターや、斬新なアイディアを活かしたユニークな発想のギターなど、個性豊かな製品も数多く登場しました。
今回から数回に亘り、それら個性的なアイディアを活かしたギターを紹介していきましょう。
皆さんは「スティール・ギター」という楽器をご存知でしょうか? ハワイアンやカントリー・ミュージックには欠かせない、甘く切ないメロディを奏でるエレクトリック・スライド・ギターです。
スティール・ギターはギターのバリエーションの一つですが、外観も奏法も一般的なギターとは異なります。本体を横に寝かせ、左手に金属製のスライドバーを持って演奏します。
ブルースマンやロック・ギタリストが、一般的なギターで行うボトルネック奏法と原理は同じでサウンドも似ていますが、スティール・ギターはスライド専用に開発されたもので、一般のギターのようにスパニッシュ・スタイル(ギターを抱えた演奏)では使用できません。
スティール・ギターは、アコースティックのハワイアン・ギターをエレクトリック化したもので、1930〜40年代は小型で軽量なモデルがほとんどでした。
ハワイアン・ギターと同様に・・・
『NO GUITAR, NO LIFE.』バックナンバーはこちら
続きは本編にて!

