『NO GUITAR, NO LIFE.』〜 楽しく学べるギター雑学 〜 Vol.3「アコースティック・ギターの種類」 〜 ボディ・デザイン編

 前回は、ボディ・サイズから見たアコースティック・ギター(フラットトップ)の種類を紹介しましたが、今回はボディ・デザインからみたギターの種類を紹介しましょう。

 アコースティック・ギターのデザインで最も広く使用されているのは、マーティン D-28に代表される大型の「ドレッドノート」です。
ドレッドノートの歴史は古く、1930年代初頭に登場したマーティン D-1とD-2というモデルがプロトタイプ的な存在で、それに続いてD-18やD-28が発売され、さらにD-35やD-45などバリエーションが増え現在に至ります。
 それまでマーティンでは「000」(トリプル・オー)が最も大きなモデルでしたが、ドレッドノートはそれを大幅に超える特別な大型モデルとして企画されました。
1909年に誕生した英国最大級の軍艦の名称から名付けられたドレッドノートですが、60年代以降の世界的なフォークソング・ブームの中で高く評価され、70年代にはアコースティック・ギターの標準となり、ギター・ユーザーから圧倒的な支持を得ました。
あのギブソンでさえ、マーティンのドレッドノートによく似たモデルを数多く生産しています。

 パワフルなコードストロークが定評のドレッドノートですが・・・

続きは是非本編をご覧ください。

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