小高芳太朗のことばのきせつ Vol.016 「甲子園」

2025年5月よりスタートした
LUNKHEADのVo.Gt、小高芳太朗の月1コラム連載『小高芳太朗のことばのきせつ』
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このコラムでは、小高芳太朗が季節の情景を見事に切り取ったことばたちをお届けしていきます。
第16回目のタイトルは「甲子園」。

うちは祖父の代から根っからのスポーツ観戦一家だった ( 主に母が )。オリンピックはもちろん見るしバレーボールをやってれば見るしフィギュアをやってれば見るしウインブルドン開催中は普段 22 時には寝る母が夜更かしをして見ているし相撲をやってれば見るし夕飯時はプロ野球、俺が中学以降は J リーグも正月はニューイヤー駅伝、天皇杯箱根駅伝、ラグビー。おかげで大体のスポーツの大まかなルールは身についてしまった。スポーツならなんでもよいのかついには、祖父はなにもやっていない夕方はキャプテン翼の再放送を見ていたほどだった。孫がはるばる帰ってきた盆暮れにこれ。節操がないにもほどがある。

そんなわけで 8 月。モチのロンで高校野球なのである。もう、物心ついた時からこれは宿命なのであった。訳も分からない幼稚園児の時から高校野球を見て実況や解説の専門用語で分からない言葉が出るたびに祖父に電話し今のはどういう意味なのか?と尋ねルールだけではなく犠牲フライ、犠牲バント、ゲッツー、スクイズエンドラン、3 バント、敬遠、などなど試合の流れを左右する戦術や、それに伴う心理的な局面を小高少年は理解していった。送りバント失敗の後の盗塁成功結果だけ見れば同じことだろうと姉は言ったが士気が違うんだよ!士気が!と小高少年は語気荒く姉に語っていた。おじさんになった今、殊更に思う。少年達のダメだ…と思った時のダメダメ感から一転イケる!!と思った瞬間のスターマリオ感5 点差でも 6 点差でも2 アウトからすらひっくり返してしまう未完成だからこそ起こるあの漫画よりも漫画みたいなドラマこそ高校野球の醍醐味なんだ。

小高芳太朗が甲子園をどう紡いでいくのか、
続きはぜひ本編をご覧ください。

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